事業概要

博物館が開館した2018年度に、当館では収蔵資料調査を実施し、古く状態の悪いド・ロ版画が複数あることが判明いたしました。確認の結果、緊急の修復が必要であると判断したため、ド・ロ版画の調査研究をふくめた保存修復事業を計画し、現在この事業に取り組んでおります。調査や修復には高度な専門知識と技術が必要となるため、2019年度に東北芸術工科大学に協力を要請し、共同事業を行う運びとなりました。同年度は修復のための準備期間として事前調査を実施し、最初期のド・ロ版画8本についての調査研究・保存修復事業を4期にわたって進めております。

期間

修復 全4期(予定)
準備期間 2019年4月~2020年7月
第1期  2020年10月~2021年9月[1年]1本 【三菱財団助成】
     第1期 事業成果

*現在、コロナ感染拡大の影響を受け、第2期以降は一旦中止。再開は未定。

協力機関

東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター